■Contents━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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1:特許検索のネタ
2:対応特許調査とは?
3:esp@cenetを使った対応特許検索
4:特許検索の鉄則
◇ショートカット
1:特許検索のネタ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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前回のメールマガジンでは、ヨーロッパ特許庁(EPO:European
Patent Office)が無料で提供している特許検索データベース
esp@cenetを使って、日本の特許公報を調べる方法について
解説しました。
今回はesp@cenetを使った対応特許調査について解説します。
■ヨーロッパ特許庁
http://www.european-patent-office.org/
■esp@cenet
http://ep.espacenet.com/
2:対応特許調査とは?━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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対応特許調査という言葉は聞いたことがあるでしょうか?
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■対応特許とは
対応特許とは、一つの発明に基づいて複数の国や機関に対して
出願された特許を指し、それらの特許をまとめて
特許ファミリー(パテントファミリー*)と呼びます。
出所:CAplusファイルの対応特許情報検索法
http://www.jaici.or.jp/faq/50.pdf
注意:*は発行人が追加
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そもそも特許は、特許とは日本の特許は日本しか効力が及ばず
米国の特許は米国でしか効力が及ばない、権利を取得した国・
地域でしか効力が及びません。
例えば日本企業のA社が日本特許庁に特許出願を行います。
日本で登録特許になれば、その特許で権利主張を行うことが
できますが、アメリカでは権利主張を行うことができません。
もしもアメリカでも権利主張をしたいのであれば、アメリカ
特許庁(USPTO)に出願しなければいけません。
このようにある一つの発明に基づいて、まず日本企業であれば
日本へ特許出願をします。その後、この日本特許を基にして、
優先権主張を行い、アメリカや欧州特許庁など外国へ特許出願
を行います。
このような特許を日本特許の”対応特許”と呼びます。
また、対応特許の集まりをパテントファミリーと呼びます。
esp@cenetを使うと、この対応特許調査を無料で行うことが
できます。
対応特許を調べると、
・気になる特許が外国へも出願されているか確認できる
・気になる特許が英語である場合、対応特許として日本特許
があれば、日本語で内容を確認できる
などをメリットがあります。
3:esp@cenetを使った対応特許検索━━━━━━━━━━━━
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esp@cenetのウェブページへアクセスしてください。
http://ep.espacenet.com/
前回と同様、ページの左側の
・Number Search
Search using application, accession, publication or
priority number
をクリックします。
佐川急便のe-コレクト関連特許である
特開2005-100461
をesp@cenetの入力形式へ変換してブランクに入力します。
特開2005-100461 → JP2005100461
ここで、
Database : Worldwide
Enter number : JP2005100461
となっていますか?
あとは、”Including family ”というチェックボックスに
チェックを入れましょう。
これでSEARCHボタンを押せば、対応特許が検索できます。
SEARCHボタンを押した結果、左上に、
Family list
10 family members for:
JP2005100461
Derived from 8 applications.
というメッセージが出ましたか?
JP2005100461の対応特許(パテントファミリー)は10件です。
AU8012501 A
CN1447948 A
EP1327946 A1
EP1327946 A4
JP2004318909 A
JP2005100461 A ← 検索した特許
US6848615 B2
US2003173401 A1
US2005082366 A1
WO0217174 A1
特許番号の先頭2桁は国コードです。AUはオーストラリア、
CNは中国、EPは欧州特許、USは米国、WOはPCT出願です。
また特許番号の末尾にAやBなどの記号がついていますが、
この記号は権利状況を示しています。
基本的にAは公開系、Bは登録系であることを示します。
米国特許は3件ありますが、そのうちB2が1件ありますので、
登録になっていることが分かります。
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特許公報の種類については、e-patentmap.netの
e-PatentMap.net 特許公報の種類
で解説していますので、参照してください。
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対応特許調査は、
Number Searchで”Including family ”をチェックする
ことを覚えておきましょう。
ちょっとしたコツ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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Family list
10 family members for:
JP2005100461
Derived from 8 applications.
の上に
□ Compact | Print
とあります。Compactにチェックを入れると、発明の名称と
特許番号・公開日のみが表示されます。
Compactのチェックを外すと、発明の名称、発明者、出願人
EC(欧州特許分類)、IPC(国際特許分類)、特許番号・
公開日が表示されます。
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今回は日本の特許(特開2005-100461)が、外国にも出願されて
いるかどうか調べました。
逆のケースもありえます。つまり外国で特許になっていて、
その特許が日本でも公開されているかどうか調べるという
ケースです。
また非英語公報の対応特許に英語特許があるかどうか調べる、
というケースも考えられます。米国特許(US)であれば英語で
書かれているいますので、何とか読むことができますが、
ドイツ語やフランス語で書かれている公報は読むことが
できません。
このような場合も対応特許検索は有効です。
例えばドイツの企業であるBMWのドイツ特許 DE10139512 を
発見したとします。
このような場合も、
Database : Worldwide
Enter number : DE10139512
Including family : チェックボックスにチェック
で調べれば・・・
これはみなさまが実際にやってみてください。
4:特許検索の鉄則━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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本号の解説の中から鉄則として3つまとめます。
■特許検索の鉄則010
ヨーロッパ特許庁が提供している特許検索データベース
esp@cenetで対応特許検索ができる
■特許検索の鉄則011
対応特許検索を行うことで、気になる特許が外国にも出願
されているか確認することができる
■特許検索の鉄則012
対応特許検索を行うことで、気になる特許が非英語公報の
場合であっても、対応特許として日本語公報・英語公報を
探せば、日本語または英語で内容を把握することができる
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ショートカットでは、メルマガ内で説明したウェブサイトへの
リンクをまとめています
・ヨーロッパ特許庁
http://www.european-patent-office.org/
・esp@cenet
http://ep.espacenet.com/
・esp@cenet Number Search
http://ep.espacenet.com/numberSearch?locale=en_EP
・特許公報の種類 e-patentmap.net
http://www.e-patentmap.net/search/patent_search/gazette_kind.html
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