■Contents━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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1:特許検索のネタ
2:前回の宿題:検索式を完成する
2-1:検索式を完成する
2-2:ヒット件数の確認
3:検索結果を整理する
3-1:整理すべき項目
3-2:IPDLからのリスト作成
3-3:Excelで検索結果を整理する
4:特許検索の鉄則
◇ショートカット
1:特許検索のネタ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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Vol.6より、CMでもお馴染みのパナソニックのお掃除ロボット
搭載エアコンを特許検索のテーマとして、約2ヶ月にわたって
以下のようなシリーズでお届けします。
今回はシリーズ最終回です。
1 回目:特許検索の基本を学ぶ (発行済)
2 回目:キーワードを選定する (発行済)
3-4回目:特許分類を探す (発行済)
5 回目:いざ検索! (発行済)
6 回目:Excelで検索結果を整理 (今 回)
このシリーズの内容をしっかりと理解すれば、仕事に
おいても役立つ特許検索スキルを得ることができます。
<<今回からメールマガジンをご購読いただいている方へ>>
パナソニックのお掃除ロボット搭載エアコンは知ってますか?
もしもご存じない方は、こちらのサイトを見てください。
■パナソニックのお掃除ロボット搭載エアコン
http://ctlg.national.jp/product/info.do?pg=04&hb=CS-X286AS
さて、パナソニックのお掃除ロボット搭載エアコンに関する
開発ストーリーを読むと、
■お掃除ロボット搭載エアコン 開発ストーリー
http://panasonic.co.jp/products/story/aircon/case01/case01.html
開発ストーリーの末尾に
また、商品の開発途中で新たに生まれた技術やアイデアは
次々と特許出願される。今回のフィルターお掃除ロボット
に関しても、開発を終えてみると、60件もの特許出願(※4)
となった。これは、従来のエアコン1機種開発における
特許出願数の2倍近い数字だった。
※4: 特許出願件数60件
2004年11月現在
とあります。
つまりパナソニックのお掃除ロボット搭載エアコン関連特許は
最低60件はあることが分かります。
このお掃除ロボット搭載エアコン関連特許を網羅的に検索する
ための方法を、解説していきます。
2:前回の宿題━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━2-1:検索式を完成する
前回は、IPDLの公報テキスト検索を使って
(出願人/権利者=松下電器産業)
and FI=(F24F1/00,371A or F24F1/02,381A or F24F11/02M)
で検索すると、件数が多いため、
(出願人/権利者=松下電器産業)
and FI=(F24F1/00,371A or F24F1/02,381A or F24F11/02M)
and ????
この????の追加検索項目を考えるところで終了しました。
みなさん、この2週間のあいだ考えてみましたか?
この検索式は
松下電器産業出願のエアコン関連特許の中で
エアフイルタ−に関するもの
となっています。今回の調査対象技術の特徴は
技術的特徴:フィルタを自動的に掃除する
~~~~
ですから、"掃除"に関連するキーワードを入れれば良いという
ことに気付きましたか?
それでは、回答です。
出願人/権利者=松下電器産業
and FI=(F24F1/00,371A or F24F1/02,381A or F24F11/02M)
and 要約/請求項=(掃除 or 清掃 or 洗浄)
私はキーワードとして掃除・清掃を選択しました。
※掃除・清掃の他に、浄化・清浄なども考えましたが、浄化・
清浄を入れると"空気清浄器"のような特許もヒットして
しまうために、キーワードとしては採用しませんでした。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━2-2:ヒット件数の確認
それでは、完成した検索式を使ってIPDLで件数を確認します。
公報テキスト検索
http://www8.ipdl.ncipi.go.jp/Tokujitu/tjktb.ipdl
各項目のプルダウンメニューを
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検索項目選択 | 検索キーワード
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出願人/権利者|松下電器産業
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FI |F24F1/00,371A F24F1/02,381A F24F11/02M
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要約/請求項 |掃除 清掃 洗浄
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※検索方式はOR
として公報種別ごとに検索すると、
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ヒット件数 | 公報種別
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82件 | 公開特許公報 (公開、公表、再公表)
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1件 | 特許公報 (公告、特許)
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※2006年9月11日現在
となります。
パナソニックのお掃除ロボット搭載エアコン関連特許は、
公開ベースで82件、登録ベースで1件あることが分かります。
3:検索結果を整理する━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━3-1:整理すべき項目
検索した際に検索しっぱなしではいけません。
検索結果を整理しておく必要があります。それでは、検索結果
としてどのような項目を整理しておけば良いでしょうか?
必要なのは番号データ(出願番号・公開番号・登録番号)や
日付データ(出願日・公開日・登録日)です。
次に出願人名、発明の名称です。
※今回は出願人を松下電器産業に限定していますが、出願人
限定をしていない特許検索では必ず整理しておきましょう
必要に応じて特許分類(IPC・FI・Fターム)や要約なども
整理しておくと後々役立つでしょう。
━━━━━━━━━━━━━━━━3-2:IPDLからのリスト作成
最近では商用データベースからCSV形式で特許の書誌的事項を
ダウンロードできるようになっています。
※CSV:Commma Separated Value
IPDLには残念ながら書誌的事項をダウンロードする機能は
ついていないので、コツコツ地道にコピー&ペーストで
データをコピーしていかなければいけません。
※有料ソフトにIPDLデータから書誌的事項のリストを作成する
機能を有しているものがあります
━━━━━━━━━━━━━ 3-3:Excelで検索結果を整理する
ここでは公報種別・公開特許公報でヒットした82件のデータを
Excelでまとめる際のちょっとしたコツを紹介します。
一覧表示をクリックすると
・通し番号
・公報番号
・発明の名称
が表示されます。
このページ全体をコピーしてください。
そしてExcelを起動します。
Excelが起動したら、Ctrl+Vでコピーしたデータを貼り付けて
下さい。
おそらくA1のセルにヒット件数 82 件、B3のセルに通し番号の
1が来ていると思います。
C3セルには
特開2006-234187 空気調和機のフィルター装置
のように公報番号と発明の名称が続けて入っています。
この公報番号と発明の名称をうまく切り分けることができれば
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No | 公報番号 | 発明の名称
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1 | |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2 | |
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のようなリストができますね。
ここで役立つのがExcelの区切り文字です。
C列を選択して、
[データ] → [区切り文字]
をクリックしましょう。すると区切り文字位置指定ウィザード
が立ち上がります。始めの画面で
"スペースによって右または左に揃えられた
固定長フィールドのデータ(W)"
を選択して、次へを押します。
すると、データのプレビューのところで上向きの黒矢印が
↑
特開2006-234187 | 空気調和機のフィルター装置
|
のような感じで表示されていると思います。
これは公報番号と発明の名称の間でデータを区切りますよ、
ということを表しています。
あとは完了ボタンを押せば、公報番号と発明の名称がきれいに
区切られます。このように区切り文字を使えば
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No | 公報番号 | 発明の名称
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1 | |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2 | |
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のようなリストは簡単に作成することができます。
あとは、
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No|公報番号|発明の名称|出願人|出願日| 要約
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1| | | | |
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2| | | | |
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のように自分で項目を追加して、各公報データからコピー&
ペーストしながらリストを完成させましょう。
これで全6回にわたり説明してきましたシリーズも完結ですが
いかがだったでしょうか?
今後のコンテンツ作成のため、ご意見・ご感想等いただければ
幸いです。
4:特許検索の鉄則━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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本号の解説の中から鉄則として2つまとめます。
■特許検索の鉄則024
特許検索結果として整理すべきデータは
・番号データ(出願番号・公開番号・登録番号)
・日付データ(出願日・公開日・登録日)
・出願人名
・発明の名称
必要に応じて、
・特許分類(IPC・FI・Fターム)
・要約
なども整理しておくと役立つ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ショートカット
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