|
特許検索・特許調査を行う場合う、まず始めに調査設計をします。
調査設計とは、大きく
- 調査対象技術の明確化: どういった特許を調べるのか
- 検索項目の組み合わせ: どれくらいの件数を調べるのか(読むのか)
の2ステップに分かれます。
まず、ステップ1では、どういった技術を調べたいのか明確にします。実はここが非常に重要で、何で特許調査をするのか?どういった技術を知りたいのか、調べたいのか?を予めクリアにしておかないと、ステップ2で検索式を作成する場合に苦労してしまいます。
[ステップ1-1: 調査対象技術の明確化]
特許検索で検索可能な項目、つまり検索項目としては、
- 種別: 特許・実用新案
- 権利状況: 公開・登録
- 番号: 出願番号・公開番号・公告番号・登録番号
- 日付: 出願日・公開日・公告日・登録日
- 出願人・権利者
- 技術分野:キーワード・特許分類(IPC、FI、Fターム)
の6つがあります。ステップ1では、各検索項目について明確化します。この明確化した検索項目をもとにステップ2で検索式を作成します。
|
調査対象技術の明確化の例題として、パナソニックのお掃除ロボット搭載エアコン 開発ストーリーを読んで、上記6つの検索項目を洗い出して見ましょう。
[パナソニックのお掃除ロボット搭載エアコン]
- 種別: 特許
- 権利状況: 不明
- 番号: 不明
- 日付: 不明
- 出願人・権利者:パナソニック(松下電器産業)
- 技術分野:エアコン
|
つまり、
松下電器産業 の エアコン 関連の 特許
が調査対象技術となります。
現段階では技術分野がエアコン、という非常に幅広い対象となっています。そこで、さらにこの技術分野を2つの要素に分けます。
[ステップ1-2: 技術分野の細分化]
技術分野は
技術分野 = 背景技術 + 技術的特徴
のように分けることができます。
|
先ほどの松下電器産業のエアコン関連特許の例で言えば、
[パナソニックのお掃除ロボット搭載エアコン]
| 技術分野 |
背景技術 |
技術的特徴 |
| エアコン |
エアコン 空気調和機 |
フィルタを自動的に掃除 |
|
のように分けることができます(上記の例では、技術分野と背景技術が同じですが、違う場合もあります)。
上記のように、
- 検索項目を洗い出す
- 技術分野を背景技術と技術的特徴に分ける
ことにより、調査対象技術を明確化します。
2006-11-26 : 更新 2005-09-29 : 作成
|